5月24日(火)から25日(水)の2日間(両日とも9:30~12:00)、桜の枝木でストールを染める体験教室を開催しました!
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、通常より少人数での開催となりましたが、当館では実に3年ぶりとなる草木染め教室です。
広報龍ケ崎『りゅうほー』で参加を呼び掛け,
ご応募くださった8名の市民の方々をお迎えしました!
今回初心者の方と経験者の方が半々くらいの割合でしたが、初めての方でも大丈夫です!
当館で日々草木染め作品づくりに励まれている資料館ボランティア(染色グループ)の方々が丁寧にサポートしてくださるので、どなたでも楽しく草木染め体験ができます。
当館の草木染め教室は,2日間の日程で行われます。
1日目に染液をつくり,(できた染液を一晩おいて)
2日目に一人ストール2枚(木綿製)を染めます。
染液は、当館敷地内の桜の枝を伐採して細かく割ったものを煮出して作ります。
今回は、特別な薬品(媒染剤)を使って布に色を定着させる「媒染(ばいせん)」の作業も体験していただきました。2枚のうち1枚を「みょうばん」、もう1枚を「木酢酸鉄」で媒染処理します。「みょうばん」で媒染すると明るい桜色に染まりますが、「木酢酸鉄」で媒染した布は落ち着いた紫色に染まります。
媒染剤に何の薬品を使うかにより,同じ桜の枝木からとれた染液で染めても色の出方が変わってくるのです。
皆さん素敵な色合いのストールに仕上がりました!これからの季節に重宝しそうですね。体験後の参加者の皆さんへのアンケートでは,8名の方全員が「大満足」との回答をいただき、「ぜひまた参加したい」という嬉しいお声もいただきました。
ご参加の皆さん、
ありがとうございました♪