令和4年度 展示事業
①資料館ボランティア作品展「布れあい染織展」
【会 期】4月19日(火)~5月8日(日) 9:00~17:00
【休館日】4月25日(月)・5月2日(月)
【場 所】龍ケ崎市歴史民俗資料館 1階・企画展示室
当館の資料館ボランティアメンバーが制作した「染」と「織」の作品を一堂に集めました。機織り機で手織りした布地で作ったバック、草木染め・藍染めの衣類や小物などを展示しています。草木染め作品ならではのやさしい彩りのほか、明治30年代から大正時代初期にかけて盛んに生産された「龍ケ崎木綿」もご覧いただけます。
②「サダコと折り鶴 -その想いはツルにのって-」
令和4年度 非核平和推進事業
「サダコと折り鶴 -その想いはツルにのって-」
【会 期】7月2日(土)~7月18日(月・祝) 9:00~17:00
【休館日】7月4日,11日(月)
【入館料】無料
当市の非核平和推進事業の一環として、2歳で被爆し、その10年後に白血病で亡くなった佐々木 禎子(ささき さだこ)さんを題材としたポスター展を開催します。
禎子さんの生涯や、原子爆弾による広島の惨状、「原爆の子の像」が完成するまでの経緯などをポスターで紹介します。核兵器の恐ろしさを認識し、平和の尊さを後世にも紡いでいっていただきたいと思います。
会場に折り鶴作成スペースを設けます。折っていただいた鶴は、8月5日から7日に実施する広島への中学生派遣の際に、広島平和記念公園内に奉納される予定です。
③絹本着色十六羅漢像 複製公開展
【日 時】7月23日(土)~ 9月4日(日) 午前9時から午後5時まで
【休館日】7月25日・8月1日・8日・15日・22日・29日
【場 所】1階・企画展示室
金龍寺(若柴町)所蔵の「絹本著色十六羅漢像」は、14世紀前半に制作されたとされ、大正6(1917)年に国の重要文化財に指定されました。現在は茨城県立歴史館に寄託され、保存の観点から常設展示ができないため、実物が見られる機会はほとんどありません。
市では、貴重な文化財を多くの皆さんに見ていただくため、平成29年から毎年4幅づつ複製品を製作し、公開してきました。令和2(2020)年に全16幅の複製が完成し、令和3(2017)年に同タイトルで企画展を実施しましたが、コロナ禍の影響で残念ながら一時中断を余儀なくされました。今回は、その展示を改めて開催するものです。
最新のデジタル技術と熟練の職人の手作業により、緻密に再現された迫力ある絵姿を、この機会にぜひ、ご覧ください。
当館職員によるギャラリートークのご案内 「絹本著色十六羅漢像 複製公開展」
【開催日時】8月21日(日)・ 28日(日)午前11時から 30分程度
【会 場】1階・企画展示室
【定 員】各日 先着10名
【参 加 費 】無料
④仲原遺跡発掘調査遺物展
【会 期】9月11日(日)~ 10月16日(日) 9:00~17:00
【休館日】9月12日(月)・20日(火)・26日(月) / 10月3日(月)・11日(火)
【入館料】無料
【主 催】龍ケ崎市教育委員会
【展示品】弥生時代の石器
奈良・平安時代の土師器(はじき)・須恵器(すえき)
墨書(ぼくしょ)土器 ほか
平成31(2019)年に実施された仲原遺跡の発掘調査では、弥生時代から奈良・平安時代のものと思われる遺構や「世太」と書かれた墨書土器(※右上の図)といった遺物が発見されました。
その後の新型コロナウイルス感染症の流行により、これまで展示という形で皆さまに成果をお見せすることができませんでしたが、この度の展示で、発掘風景や実物の出土品の品々を初公開いたします。
この機会に、龍ケ崎の原始古代に思いをはせてみませんか?
ご来館をお待ちしています。
⑤郷土作家展 廣津 龍伍 -Ryugo Hirotsu-展
【会 期】10月29日(土)~11月13日(日)
9:00~17:00
【休館日】10/31(月)・11/7(月)
【場 所】龍ケ崎市歴史民俗資料館 1階/2階
企画展示室(第一会場)・多目的室(第二会場)
【主 催】公益財団法人 龍ケ崎市まちづくり・文化財団
【主 管】龍ケ崎市民文化芸術フェスティバル運営委員会
令和4年度 市民芸術フェスティバルの郷土作家展は、龍ケ崎市のご出身で在住の廣津 龍伍さんの作品を展示いたします。廣津さんは長年美術教師として教鞭を執り、茨城県美術展で要職を歴任され、県内の美術展でも数多くの賞を受賞しています。雄大な自然が織りなす日本と諸外国の風景を描いた油彩画20点をぜひご堪能ください。
⑥龍ケ崎ふるさと大使・野口啓代さん企画展 「龍ケ崎市から世界へ 野口啓代」展
【会 期】12月4日(日)~ 12月18日(日)
9:00 ~ 17:00
【休館日】12/5(月)・ 12/12(月)
【場 所】龍ケ崎市歴史民俗資料館 1階 企画展示室
【入館料】無料
【主 催】龍ケ崎市役所市長公室シティセールス課
龍ケ崎市出身のプロフリークライマーで、龍ケ崎ふるさと大使の野口啓代さんの″市民栄誉賞”受賞1年を記念して、企画展を開催します!
各大会のトロフィーやユニフォームで現役時代の足跡をたどりながら、愛用のリボンや勝負ネイル・著書など、野口さんゆかりの貴重な品々を展示。 クライミングウォールを模したフォトスポットでは、写真撮影をお楽しみいただけます。ぜひご来館ください!
⑦収蔵品展「むかしの消防」
【会 期】令和5年1月21日(土)~ 2月26日(日)
9:00~17:00
【休館日】毎週月曜日(1月23日,30日,2月6日,13日,20日)
【入館料】無料
冬は火災が発生しやすい時期です。龍ケ崎市内でも、火伏を祈る愛宕神社の春季大祭や消防団の出初式など防火意識を高めるイベントが毎年行われています。さらに1月26日は「文化財防火デー」であることから、本展ではこの時期に合わせ、防火にちなんだ収蔵資料を取り上げます。江戸期から昭和期にかけての龍ケ崎の消防組織の装束や道具をご覧いただきながら、現代の龍ケ崎市消防団に引き継がれる自治消防の変遷をふりかえります。
また今回は、江戸時代の龍ケ崎の町火消についての記述のみえる古文書を初公開。貴重な収蔵資料をもとに、火消しに奮闘した龍ケ崎の人々の姿に迫ります。皆さまのご来館をお待ちしています。